不整脈は大きく分けて3種類があり、「期外収縮、頻脈、徐脈」があります。
若い世代でも、ストレスや食生活が原因で起こる方も増えています。さらに女性に多く見られる、貧血・バセドウ病・低血圧・ストレス・肩こり・パニック障害などから、不整脈になることも。

• 単発的に出る不整脈（期外収縮）
  
  

  普段は正常な脈の間に「異常な電気信号が突然出現」して、脈が不規則に速く打ってしまうタイプ。
  【症状】
  動悸、一瞬胸がつまずく、塗胸がつまる、胸に空気が入ったような不快感。
  
  【注意】
  若くて健康な人でも突然起こる・・・！
  
  拍動100回のうち10回以上など、不規則な拍動が頻繁に起こる場合は、薬剤治療やカテーテル治療を行う場合も。
  

• 脈の遅い不整脈（徐脈性不整脈）
  
  

  心臓の打ち方が1分間に50以下あるいは脈の間隔が時々2秒以上に延びるタイプ。
  【症状】
  息切れやだるさ、足のむくみ、めまい、失神など。
  脳への血流が不足することでめまいや失神を起こす場合も。
  
  【注意】
  場合により命取りになることもあるので、早めの治療が必要です。
  

• 脈の速くなる不整脈（頻脈性不整脈）
  
  

  拍動が異常に速くなるタイプ
  
  ①頻拍：拍動が1分間に100回以上になる不整脈。
  
  ②細動：電気信号が1分間に250回以上送られますが、信号が速すぎて心臓が追いつかず、拍動が不規則で弱くなる不整脈。
  
  症状：動悸や胸の痛み、不快感、失神など
  
  心房に細動が起こる「心房細動」は脳梗塞を起こす危険性があり、心室に細動が起こる「心室細動」は突然死につながり、不整脈のなかでもっとも危険なタイプです。